~なくなった方の家族への想いと遺産を後世につないでいく。~

私は税理士になってから、ずっと考えていたことがあります。相続税の申告は、原則やり直しができないものであり、限られた時間の中で、みんなが幸せに仲良く暮らしていくにはどのような相続を進めて行けば良いのかと・・・。

相続の結果は将来にわたり、そのご家族の財産や人間関係に大きな影響を与えます。従って、とても重要と言えます。しかしながら、相続税の申告期限は、相続開始日(通常はお亡くなりになった日)から10ヶ月と短く、大切なご家族を亡くされ、悲しみの中、次から次へとやらなければならないことが押し寄せてきます。

色々な手続きと同時進行でご遺産の分割を協議し、申告を行うには、10ヶ月間はあまりにも短すぎます!

西村は、相続人様達が後悔しない分割協議を行う為に、ご依頼を頂いた日から相続税申告完了まで、全身全霊で業務を行っております。

また、西村は元々、人のお話を聞くのが大好きです。相続人の方々のお話を丁寧にお聞きすると、亡くなられた方のお人柄や生き様に触れる事ができ、お会いしたことはないけれど、以前から知っていたかような不思議な感覚に見舞われます。

 相続税申告書は、その方の人生の集大成であり、想いと財産を家族につないでいく大切な役割をもっている!そんな想いで心を込めて相続業務を行っております。

令和5年9月   
税理士 西村 昌江